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グルバチャン師東京ブレスツアー

グルバチャン・シン・カルサ師、セイバング・シン・カルサ師、ハリ・アバター・シン師のブレス(呼吸)ワークショップにご参加頂いた皆様ありがとうございました。

アジアツアー四回目にして、今回初めて東京でも開催した。グルバチャン師では、稀な小規模のワークショップだからこそ出来たことだが、オープニングにグルバチャン先生が参加者へ質問を投げかけて一日が始まった。「東京は全てが揃っている。長い歴史、素晴らしい文化、そして、鍛錬する事と鍛錬から得た克己心。日本人はとても計画的、組織的で全てを完璧に洗練されたものにする能力を持っている。しかし、一つ足りないものがある。その足りない物が何か分かりますか?」

この質問で参加者は、この会話に釘付けになり、わたし達日本人に足りない物とは何か全員で考えた。一人、また一人と手を挙げ、グルバチャン先生との対話が始まった。参加者の一人が「自信でしょうか?」と聞くと、グルバチャン師が答えた。「いいえ、違います。日本人は自信を持っている。ただ、本来ある自信を完全に感じないよう自分で制限をかけているだけだ。」 そして、また別の人は、「瞑想やお祈りをする時間でしょうか?」と尋ねた。すると、グルバチャン師は答えた。「それも、違います。瞑想やお祈りをする時間はある。ただ、瞑想や祈りのためにその時間を使おうとしていない。」更に別の参加者も尋ねた。「満たされる事でしょうか?」するとグルバチャン師がまた答えた。「それも、違います。あなた方にたりない物とは、心です。心が一瞬、一瞬此処に在るべきなのに、心此処に在らずという状態です。だから人生の大事な瞬間を見逃すのです。マインド(精神)の監獄に閉じ込められ、満足感が生じる時、自らのマインドでその感覚を薄め、そして濁してしまうのです。それは、不安な気持ちや恐怖も同じです。あなたのマインドは、過去や未来に対する心配事に囚われ、今を見失うのです。」

グルバチャン師は、更に呼吸の質は、マインドと幸福感ととても密接な関係があると示しました。深い呼吸をすればするほど、人生の質が上がると。参加者は、初心に帰り幸福とは何かという事を真摯に考え朝が始まった。その後、セイバング師によるヨガのレッスンが始まった。セイバング師は、とても明瞭、そして、平静且つ地に足が着いた素晴らしい先生で、午後から始まる瞑想のセッションに入る為の身体作りをしてくれた。チリから来日してくれたハリアバター先生は、チリでは、テレビでヨガを教えているインストラクターだが、ハートセンターが開いた、非常に愛に溢れる優しいで今回は、ヨガのポーズのデモンストレーションをして頂いた。二人でリードしてくれたヨガのセットでは、筋肉痛になった方もいるかもしれないが、午後から始まる瞑想のがより深くなるためにとても心地よい空間を作ってくれた。

ランチは、渋谷のカフェ&マクロビ(渋谷区渋谷2−7−4)の塚本さんが作ってくれた美味しいマクロビのお弁当を頂き、身体もお腹も満足したところで、グルバチャン師のメインのセッションが始まった。午後の瞑想では、全員火が付いたかのように、自分の中に溜まっていたゴミ、怒り、不満、緊張、不安、心配を吐き出して行った。沢山の人が涙し、心から癒されオーラがみるみるうちに輝いていった。もやもやしていた額の周りや濁っていた目が輝きだした。心の調和を取り、内から出る輝きを妨げるマインドの濁りがなくなったのだ。

この瞬間、わたしは人間よりも大きな存在の力が働いている事を感じ、喜びで言葉を失った。ただ、ただ、東京が喜んでいると思い、嬉しく涙が出た。この街には、多くの輝かしい光を持っている人がたくさんいる。この光の人がいつもマインドの濁りから解放され、本来の純粋な輝きをありのままに解き放ち、暗闇の中にいる人を照らすことができるようにこの様な場を今後も作り続けていきたい。

この素晴らしい3人の先生にクンダリーニヨガ、呼吸法、瞑想法を指導して頂けた事は、本当に光栄な事で、参加をしてくれた一人一人に感謝の気持ちを贈ります。


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